一般財団法人有馬育英会

助産師さんからの過去のお便りLETTER

当財団からの奨学金を受けて、助産師の資格を取得した方々からのお手紙を紹介いたします。
私たちは、この支援を受けた方々が、母子の健康を支援する仕事に取り組むことに期待しています。


このような人々が、社会に貢献するための道を切り拓くことを支援することが、当財団の使命の一つです。

助産師さんからのお手紙

青木 藍加さん

東邦大学大学院

この度、無事に大学院を卒業し、助産師国家試験に合格することができました。
4月からは夢であった助産師として、母子や家族に寄り添い支えることができる存在になれるように頑張ります。
有馬育英会様からいただいた奨学金は、今後助産師としてさらに知識や技術を深めることができるように、学会や勉強会、資格の取得などの費用として使用させていただきたいと考えております。

今回、このように有馬育英会様からご支援をいただき、私たち助産師学生は多くの方々に支えていただき助産師になるために学ぶことができているのだと改めて強く感じました。心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

今後、助産師として新たな生活が始まりますが、母子や家族により良いケアを提供することができるように、そして皆様から支えていただいていることを忘れずに今後も勉学に励み助産師として貢献していきたいと考えております。
ありがとうございました。

金子 万葉さん

上智大学

この度は支援金をいただき、ありがとうございました。
支援金は、実習中の家賃と生活費として親に返済いたしました。
今年度は自身で学費等を負担しようと考えていましたが、アルバイトの制限があり厳しい状況にあったので、非常に助かり、学業に集中できました。
また、支援金をいただいたからには、立派な助産師になりたい、とその後を気を引き締めて学ぶことができました。
今後は母子と家族を守る水天宮のように、私も少しでも母子を支え、力となれるよう努めたいです。

庄司 茜さん

帝京平成大学助産別科

この度は令和3年度「助産師育成支援制度」支援金の授与の認定をいただき、誠にありがとうございました。
私事ではありますが、3月に無事大学の課程を修了するとともに、助産師国家試験に合格することができました。
こうして助産師としてのスタートを切ることができましたのは、有馬育英会様のご支援のお陰でございます。
4月からは日本医科大学付属病院の産科病棟で勤務となり、希望と不安でいっぱいですが、このご恩を忘れず精一杯努力していきたいと思っております。
いただいた支援金につきましては、国家試験受験のための費用や新生活を始めるために使わせていただきました。
誠にありがとうございました。

白倉 真理子さん

第10回(平成30年) 助産師育成支援奨学金授与者
聖路加国際大学 大学院看護学研究科 修士課程

有馬育英会の皆様
梅雨入り間近な天気が続きますが皆様お変わりございませんでしょうか。
先日は授与式の写真を送って下さりありがとうございました。返信が遅くなり大変申し訳ございません。
私は今、外務省で働いております。直接的な助産の仕事ではないのですが、大学院で得た知見や経験を活かし毎日充実して過ごしております。今、私がこのように働くことができるのは有馬奨学金と皆様の温かい励ましのお陰です。本当にありがとうございました。
このご恩を忘れず社会貢献できるよう頑張りたいと思います。
今後も有馬育英会の皆様のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
聖路加国際大学大学院  白倉 真理子

玉木 千香子さん

聖路加看護大学大学院 看護学研究科
ウイメンズヘルス・助産学専攻 上級実践コース 修了生
平成23年3月修了

財団法人 有馬育英会御中

突然本状を差し上げる失礼をお許し下さい。
聖路加看護大学大学院看護学研究科助産学専攻の玉木千香子と申します。
私事ではございますが、この3月に修了過程をおさめ、無事終了することができました。また、助産師国家試験にも合格したことをご報告いたします。
こうしてつつがなく希望の学業を修め、助産師免許を取得することが出来たのも、有馬育英会様のご支援のお陰と私は勿論、家族一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
修了後新たな人生の一歩を踏み出しますが、こうして支えてくださった皆様への御恩と感謝を忘れずに、有馬奨学金を受けたものとして恥ずかしくないよう、より一層精進してまいりたいと思います。
皆様におかれましては、益々のご発展をお祈りしつつ、御礼まで。
平成23年4月3日
聖路加看護大学大学院 看護学研究科
ウイメンズヘルス・助産学専攻 上級実践コース 修了生
玉木千香子

上田 直子さん

聖路加看護大学院修士課程修了生

拝啓
日増しに暖かく春色のなごやかな季節、お礼を申し上げたく筆をとりました。
私は2010年度貴財団から奨学金をいただきました聖路加看護大学大学院博士前期(修士)課程ウイメンズヘルス・助産学専攻の上田直子と申します。
この三月、修士課程を無事終了し、本日、助産師国家試験の合格を確認することが出来ました。こうして学業を修め、晴れて国家試験に合格できたのは、貴財団からのご支援のお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。
四月から新たな人生の一歩を踏み出します。私を支えてくださった皆様への御恩と感謝を忘れず、有馬育英会奨学金を受けたものとして恥ずかしくないよう、より一層精進してまいります。平時だけでなく此度の震災のような緊急時にも、母児の健康を支え、彼らと共に歩む一人となれるよう、さらに研鑽していく所存です。
敬具

平成二十三年三月二十五日
聖路加看護大学院修士課程修了生 上田直子

原 由希子さん

埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
平成22年3月卒業

梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。この度は、平成21年度「助産師育成支援制度」助成金授与の認定をいただき、誠にありがとうございました。
授与式当日はすでに、国家試験受験資格の要件である10例の分娩を取り上げさせていただいた後でしたが、厳かな授与式に出席させていただき、また志を共にする他の出席者の方々とお話できたことで、改めて気持ちを引き締めると同時に、入学前からの夢であった助産師を目指すことができて本当によかった、と強く感じたことを思い出します。
おかげさまで、去る2月に行われました第93回助産師国家試験、第96回保健師国家試験、第99回看護師国家試験にも合格し、晴れて4月より助産師として、杏林大学医学部付属病院にて社会人生活を始めることができました。
配属はNICU/GCUとなり、現在はNICUにて医療的介入の必要な早産児をはじめとする新生児のケアを学んでいるところです。入職にあたり、第一希望は産科/MF-ICUであり、助産軒数が全国一多く、院内助産所も有する当院で「その人らしいお産」のための援助を学ばせていただけることを楽しみにしておりました。そのため、配属を告げられた当初は正直戸惑いが大きく、不安でいっぱいでした。またNICU/GCUという、学生時代にわずかしか学んでこなかった新生児救急医療の領域で、正常分娩に携わる助産師としてどのような役割が求められるのか、自分が助産師になった意味をどのような場面で見出すことができるのか、手探り状態で新生児と、自分自身と向き合ってきました。
現在、入職して3ケ月が経とうとしておりますが、受け持ち人数が増え、面会にいらっしゃるご両親や祖父母の対応をさせていただく場面も少しずつ増えてきました。まだまだ先輩看護師さんに助けていただくことばかりですが、面会時の対応を褒めていただく場面も出てきました。授乳や沐浴指導はもちろん、さりげなくお母さんの体調を気遣ったり、児への思いを傾聴するよう心がけていることが、ようやく少しずつ良い方向に結びついてきたようで、助産師関連科目で勉強してきたことがやっと活かせる場面を得られたことで、自分自身の気持ちが随分と変わってきたように思います。
助産師である当院周産期センターの看護師長から、面談の際、「看護師と助産師は対象の捉え方が違う、と看護部長(同じく助産師)をはじめ、いろいろな人が言っている。看護師は『児がケアの中心であり、家族は児に付随するもの』として捉えることが多いが、助産師は『児と母親・家族を1つの単位・ケアの対象』として捉えることが多い。つまり、妊娠中から産後の経過(身体的・精神的変化)まで把握している助産師が、一般的な産後の身体的・精神的変化に加え、わが子が予期せぬ入院・治療対象となりさらに不安でいっぱいの母親に関わる意味は大きい」という話を聞きました。1つの“周産期センター”といえどもフロアが分断され、面会時間も限られているNICU/GCUに、出生後ともに過ごす間もなくすぐに入院してしまったわが子を、面会時の母親・家族はどんな思いで見つめているのか。どれだけ想像しても足りないと思いますが、退院後も見通しながら、限られた面会時間の中で少しでも不安を軽減し、親子の愛着形成をお手伝いできるようなスタッフに、また新生児についてもっと勉強して、いつかまたお産や産前産後の育児期に携わることができるようになった時に、目の前の児を-しっかりと見て、“そのお母さんと赤ちゃん”のサポートができるような助産師になっていきたいと思っています。
一人前の助産師になれるまで、まだまだ道のりは長いと思いますが、どうぞこれからもよろしくお願い致します。

平成22年6月末日
原 由希子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科平成22年3月卒業
就職先:学校法人杏林学園 杏林大学医学部付属病院
所属:MCU/GCU所属(助産師)

Y.Oさん

帝京大学助産師専攻科

現在は母校の大学医学部附属病院に就職し、総合周産期母子医療センターの助産師として働き始めたところです。
頂きました奨学金は、現在は御守りと共に大切に保管しており、皆様のご期待を側に感じながら日々助産業務に励んでおります。
今後、研修会への参加や教本の購入など、助産師として研鑽を積むために充てさせて頂きます。 この度はご支援頂き誠にありがとうございました。
「助産師育成支援制度」授与者であることに誇りと自覚を持ち、皆様から頂いたご期待とご声援を胸に今後も精進して参ります。

A.Oさん

この度は助産師育成奨学金のご支援をいただき、本当にありがとうございました。
無事に助産師国家試験に合格し、都内の総合病院で助産師として働くことができています。
振り返れば1年という短い助産学生生活は本当にあっという間でしたが、在学中に頂きました奨学金のおかげで勉学に専念することができ、充実した1年間を過ごすことができました。
頂いた奨学金は、参考書の購入代や生活費・引っ越し費用として大切に使わせていただきました。
こうしてご支援いただけたことへの感謝の気持ちを忘れずに、今度は助産師として1人1人の母子やそのご家族に寄り添い、彼らを支えられるよう今後も自己研鑽に励んでいきたいと考えております。
この度は本当にありがとうございました。

Y.Sさん

有馬育英会の皆様 花冷えの日が続いておりますが、みなさまにおかれましてはますます輝かしい春をお迎えのことと存じます。
頂きました支援金につきましては、修士論文作成、助産師国家試験および日本助産学会での演題発表に尽力するための資金として活用させて頂きました。
それぞれへの準備や勉強が忙しく、アルバイト収入を得られずにいた私にとって、貴財団の支援金は大変ありがたいものでした。改めて感謝申し上げます。
4月からは、大学病院の産科で助産師として採用していただけることになりました。
母子の健康と幸せを支えられる素敵な助産師になるため、日々励んで参ります。
本当にありがとうございました。

E.Tさん

あびこ助産師専門学校

4人の子供を出産し、育児をするなかで助産師になりたいと思いはじめてから、10年かけて念願の助産師になりことができました。
就職先は公立病院の産婦人科です。臨床経験を積みながら、新生児の寝かせ方・抱っこの仕方・授乳方法など新生児ケアを学び、赤ちゃんの成長・発達に関わることで育児が楽しめるよう、お母さん達に伝えていきたいです。
頂いた支援金は新生児ケアのセミナー研修の際に使用する、赤ちゃん人形1体を購入しました。
本当にありがとうございました。

E.Mさん

亀田医療技術専門学校

この度は助産師育成支援制度の支援金授与認定をいただき、誠にありがとうございました。
無事、第105回助産師国家試験を受験し、合格することができましたことも、ここにご報告させていただきます。
いただいた支援金は、国家試験会場までの移動や、前泊費、また新生活に向けての準備の費用などとして、使わせていただきました。このような制度があり、授与者の認定を受けることができたことにより、助産師国家試験、絶対に合格するという強い気持ちが持て、より一層勉学に励むことができたと感じます。
このようなご時世であるため、授与式に参加できなかったことは、とても残念に思いますが、コロナが収束した際には、水天宮の方へ参拝に訪れたいと思っています。

E.Mさん

亀田医療技術専門学校

この度は助産師育成支援制度の支援金授与認定をいただき、誠にありがとうございました。
無事、第105回助産師国家試験を受験し、合格することができましたことも、ここにご報告させていただきます。
いただいた支援金は、国家試験会場までの移動や、前泊費、また新生活に向けての準備の費用などとして、使わせていただきました。このような制度があり、授与者の認定を受けることができたことにより、助産師国家試験、絶対に合格するという強い気持ちが持て、より一層勉学に励むことができたと感じます。
このようなご時世であるため、授与式に参加できなかったことは、とても残念に思いますが、コロナが収束した際には、水天宮の方へ参拝に訪れたいと思っています。
4月からは亀田総合病院の方に入職する予定です。今までの学生という立場とは異なり、専門職という自覚と責任を持って、日々精進してまいりたいと思います。
対象者さまの心から寄り添い、信頼してもらえるような存在・助産師を目指していきたいと考えております。
助産師になるという夢の一歩を歩みだすことができたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。

猪野 あき子さん

順天堂医院産科病棟

ご報告が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
私は現在、助産師として順天堂医院産科病棟で働いております。
毎日勉強の日々であります。
昨年の今頃は助産実習に、国家試験にと忙しい日々を過ごしておりましたが、無事国家試験に合格することができ、今に至ります。
病院で働いておりますと、水天宮様の腹帯やお守りをお待ちの妊産婦に多くお会いいたします。
妊産婦さんにとって、そして赤ちゃんにとって一番の理解者になれるようこれからも精進して参りたいと思います。
本当にありがとうございました。

加瀬 陽子さん

平成21年度「助産師育成支援制度」助成金を頂き、無事に第93回助産師国家試験に合格する事ができましたので、報告いたします。
去年は、帝京平成看護短期大学助産学専攻科に通っていました。
授与式の時には、実習で出席する事が出来ませんでしたが、特別に違う日に行ってくれて本当にありがとうございました。
実習中や国家試験の前には、落ち込む事もありましたが、忙しい中、水天宮で宮司さんが授与式を行ってくれた事等を思い出し、助産師の国家試験に合格しないと・・・・という気持ちで頑張りました。
一年間という短い助産師学校生活でしたが、とても充実しておりその中で奨学金を頂く事ができ良い思い出になりました。
奨学金は大切にしたいと思います。本当にありがとうございました。
現在は、以前在職中であった成田赤十字病院産婦人科病棟に勤務しています。
今は、切迫お患者さんや婦人科疾患の患者様と関わる日々ですが、学生の時の気持ちを忘れずに一生懸命に患者様と関わっていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。

平成22年6月12日
加瀬陽子
勤務先
成田赤十字病院

高橋 南美さん

東邦大学医療センター大森病院 看護部

報告書
拝啓
梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平成21年度「助産師育成支援制度」助成金の授与を認定いただき、素晴らしい授与式にも参加させていただいたことを心よりお礼申し上げます。
さて、この度は就業状況や就任後の感想を報告させていただきたく、報告書を書かせて頂きました。
授与式の時には分娩介助件数が6件と助産師国家試験受験の必要条件に満たされておりませんでしたが、11月の中頃、無事実習を終了することができました。分娩介助実習では妊産婦さんとそのご家族の皆様をはじめ、実習病院のスタッフの皆様、大学の先生方、実習メンバー、家族や友人など、多くの方に支えられていることを強く実感しました。また、妊産婦さんとそのご家族の皆様、生まれてくる赤ちゃんにとってお産が一生に一度の素晴らしい場面となるよう、助産師として出来る限りのケアの提供をしていきたいという思いがより一層深まりました。
実習後は国家試験に向け、日々勉学に励みました。合格しなければならないというプレシャーに、心が折れそうな時もありましたが、家族や友人に支えられ、無事国家試験当日を迎えることが出来ました。
現在は母校の病院である東邦大学医療センター大森病院産科病棟に就職し、”安全・安心なお産の場の提供”と”心に寄り添う看護の提供”を目指した看護ケアを実施しています。
新しい命の誕生とそれに関わる助産師の素晴らしさをさらに実感しながら、また、有馬育英会の理念でもあります助産師への期待の応えるべく、専門職者おして現状に満足せず、今後も学び続けていきたいと思っております。
ご支援いただいたことに感謝し、皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げて、報告書とさせて頂きます。
敬具

東邦大学医療センター大森病院 看護部
高橋南美

白井 希さん

まつしま病院

私は、4月に東京都江戸川区にあるまつしま島病院に助産師として就職いたしました。
初めて看護職として働くことは、緊張もしていますが、中学生のころから目指していた助産師が名乗れることに喜びを感じています。
まつしま病院に通院されている方の多くが「水天宮さんに行ってきました」と笑顔でお守りを見せてくださったり、安産になるようにと犬の像をなでてきたと笑顔でお話し下さいます。その度に、そういった方々のおかげで今助産師として働けているのだから、すべての妊産婦さんに丁寧に、真摯にに向き合おうと思います。
学生の頃から、病院実習はしておりましたが、実際に働いていると、命がけの出産をされたり、残念なことに妊娠中に赤ちゃんが亡くなりつらい思い出をされる方も少なくなく、産科医療の厳しさと過酷さを痛感しております。
しかし、どんな体験であっても、時間がいくらかかっても良いので、その方や家族が、納得し、その後の人生を歩んでいけるようなサポートが出来るように働いていこうと心がけています。やはり、知識不足や経験不足から対応が難しく悩む事も多く、今でも自分の実施したケアが良かったのかと振り返ることもあります。
その方の思いを聴き、汲み取り、専門職として自分に何が出来るか、と考えることは、言葉ではとても簡単ですが、実際にしてみると大変難しいです。しかし、いくら文献を読んでも分からないような事を利用者さんたちはたくさん教えて下さいます。女性と子供、家族に寄り添い続けることが出来る、そんな助産師に私はなりたいと思っております。

また、貴財団の奨学生として応募した理由として、父のがんとの闘病による生活苦がありました。父は余命6か月と言われてから、今現在で2年半生きていてくれます。父の闘病生活を支えることは、思っていた以上につらく、抗がん剤の治療で変わっていく父を見ていると、まだ病気を受け入れられていない自分がいるのだなと気づかされます。
私は、看護という職に就きながら、私が家庭を持った時、育児をする時、悩んだ時、父はいつでも側にいてくれている事を疑ったことはありませんでした。命にはいつか終わりがあると知っておきながら、父や家族の命が消えてしまうことを想像さえしていませんでした。
私は、中学生の時、命の重みを感じたことから、助産師になりたいと思うようになりましたが、就職後多く経験した人工中絶や流産、死産を含めた、消えていく命をみとることは今でもとても辛く感じます。
利用者さんも授かった命が消えていくとは思いもしていなかった、自分が授かった命を消すと仕方なく決断して心が痛むと話して下さる方も多く、そういった方とお話ししていると、傾聴することしかできない、ということもあります。
「命」の与える影響の大きさを日々感じており、きっと、今私が経験したこと以上に、思い悩むこと、辛いこと、これから多く経験していくのだと思いますが、不思議と助産師を選んだことを後悔したことは一度もありません。なぜだかは私にもわかりませんが、これからも「命」に寄り添える職業に誇りと責任感を持って助産師として、人として、成長していければと思っております。
就職して9月が経ち、周囲の人より遅いですが、そろそろ仕事もひと段落してきた頃なので、前回の手紙でも報告させていただきました助産師国家試験に無事合格できたこと、笑顔で働いていることを近々直接ご報告に伺いたいと考えております。
最後になりましたが、貴財団のご支援があり、助産学を学ぶことが出来たからこそ、辛いこともありますが、毎日利用者さんやスタッフの方々との関わりの中で日々学び笑顔で過ごすことが出来ているのだと思います。助産師として一年目ですが、今後、自分の目指す助産師になれるように、これからも笑顔で働いていきたいと思っております。報告書の送付が遅くなってしまいました事、重ねてお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
では、以上で就職後の報告とさせていただきたいと思います。ご支援いただけたこと、心から感謝しております。ありがとうございました。

まつしま病院 白井希

村上 真美さん

近況報告
平成21年度「助産師育成支援制度」助成金をいただきまことにありがとうございました。 私は亀田医療専門学校の代表として、この助成制度を受けることが出来ました。合格祈願していただき、無事に国家試験を突破することができました。つい先日免許書をいただいたばかりです。
先生方に導かれ、同期生16人で協力しあい切磋琢磨して過ごした1年間は、私の48年間の人生の中で最も充実した1年でした。助成金は私たち同期生が助産師国家試験受験の前伯のために使わせていただきました。残念ながら全員の合格はできませんでしたが、合格を逃した者も、次年度試験には絶対合格を誓っています。

私は自宅がある、人口3万人の山梨県都留市という所の都留市立病院に戻り、小児科他、混合病棟で師長職に就きました。5月27日には看護の日のイベントして、都留市にある県立桂高校1年生を対象に、看護出前授業を行いました。都留市立病院の先輩助産師と二人で「いのちと健康について」の話をさせていただきました。助産師から思春期の人たちを対象に、命の大切さを話す機会はこれからもずっと必要だと思います。高校生に感想文をいただき再認識いたしました。

都留市立病院は平成20年3月に産科医師撤退のため、分娩休止に追い込まれてしまいました。山梨県の郡内と呼ばれる地域に分娩できる施設は2か所しかないことから、都留市民の要望だけでなく、郡内全体のバランスからみても分娩再開は実現しなければならない課題であります。そのような背景から助産師の育成に都留市でも力を入れております。

現在は近隣の山梨赤十字病院の医師の協力のもと、週3回産婦人科外来だけは継続しています。そのようなつながりから、分娩が出来ない都留市立病院では助産の学びができないため、山梨市赤十字病院の産婦人科で、新人助産師として働かせていただいています。やっと1か月が過ぎ、環境やシステムの違いに戸惑う毎日です。まだ分娩介助には携わっておりませんが、来年1月までの研修期間の中で、多くの助産師のスキルや病棟管理の方法を学んでいきたいと思っております。

助産師学校で学びながらも迷った時期はありましたが、有馬育英会のおかげで助産師を目指す目的が確かなものになっていきました。私を研修に出してくれる病院の人、研修を受け入れてくれる山梨赤十字病院、応援して下さる多くの人々に支えられ現在の自分があります。助産師としてスタートラインに立ったばかりです。たくさんの恩をお返しできるように、これからも学び続けたいと思います。 ありがとうございました。

都留市立病院
村上真美

大庭 幸さん

茨城県立中央看護専門学校卒業生

拝啓
盛夏の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、昨年は助成金をいただき誠にありがとうございました。報告書が遅くなり申し訳ありませんでした。
私は今、水戸済生会総合病院総合周産期母子医療センターにて勤務しております。現場では思い描いていた以上の様々な症例に出逢い戸惑いを感じる日々です。命の尊さ、生命誕生の素晴らしさは言葉には言いあらわせないほどのものだと改めて感じました。女性のそして家族の大切な場面・時期に関わらせていただけていることを誇りに更に精進していきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
敬具

岩崎 明子さん

日本赤十字助産師学校 第64期生

【報告書】
この度は平成21年度「助産師育成支援制度」助成金の授与の認定をいただき、誠にありがとうございました。助産師国家試験受験から就職後の状況を下記のとおりご報告させていただきます。

【就職状況】
名称:日本赤十字医療センター
配属先:未熟児室(回復期治療室)
回復期治療室には、授乳練習をしながら退院を待つ、全身状態が比較的安定した児が入院しています。私にとっては観察や授乳、点滴管理といったすべてのケアが初めてで、緊張の連続です。ですが、日々子供たちの可愛さに癒されながら楽しく働いています。

【国家試験受験時の思い】
私は年内に分娩介助10例を終えていたこともあり、1月上旬から自分のペースで国家試験勉強を始めることが出来ました。模擬試験の結果などから自分自身の苦手分野(基礎助産学、薬学)を見つけ、蜜に対策をたることを繰り返しました。また約4か月の実習期間の中に課題や疑問点を一つずつ調べ、経験し、クリアしていくことで多くの学びが得られたので、大きな不安なく受験に臨めました。

【今後の決意】
回復期とはいえ、子どもたちの容態は日々刻々と変化します。小さな命を預かるスタッフの一人として、まずは先輩との報告・連絡・相談を密に取り、安全にケアに当たりながら助産師としての基礎を築きます。また、学生時代に身につけた『受け身の学習でなく、自分で自分を高める』姿勢を持ち続け、自己研鑽しながら頑張って参ります。 今回このような素晴らしい奨学金をいただき、仕事への意欲が一層増すとともに私の生涯の励みとなりました。奨学金を自己学習にあてることはもちろん、仕事に対する意識が向上することもまた、私たち助産師にとって大変喜ばしいことです。本当にありがとうございました。

日本赤十字助産師学校 第64期生 岩崎明子

高橋 純美さん 他4名

連絡が遅くなりました。
先日、助産師育成支援制度で認定していただいた聖母大学の高橋純美です。
いただいた支援金は助産学専攻科 他3名と一緒に使わせていただきました。
お陰様で、4人とも無事国家試験に合格することができました。
ありがとうございました。

聖母大学 助産学専攻科
五十嵐理恵 (聖母病院)
柳沢舞 (昭和大学藤ヶ丘病院)
横山花咲子 (昭和大学横浜市北部)
高橋純美 (愛育病院)

平成23年 3月30日 高橋純美

佐藤 友美さん

平成21年度 助産師育成支援制度 授与者

平成22年12月吉日
拝啓
年の瀬もせまり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
大学院在学中に頂きました奨学金のおかげでたくさんの貴重な経験をすることができ、誠にありがとうございました。
私事ではございますが、助産師国家試験に合格し、4月から都内の病院にて勤務しておりましたが、7月ごろから体調を崩し、約2か月間療養していました。10月上旬より、復帰し、はや2か月が経ち環境や仕事にもだいぶ慣れてきたところです。
ご報告が遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。
今後は自分の体を労わりながら、助産師としてさらに活躍していきたいと思っております。
末筆ながら、皆様のご健康とご活躍をお祈り致しまして報告書とさせていただきます。
敬具

熊本 裕子さん

クララクリニック 助産師

こんにちは。大変ご無沙汰しております。
私、自治医科大学看護学部に所属しこの度平成二十一年度の「助産師育成支援制度」助成金の認定を頂戴いたしました熊本裕子と申します。私は今年三月に晴れて助産師国家試験に合格し、あわせて看護師、保健師の免許も同時にとることが出来ました。

実をいうと、私は一月に受験のプレッシャーに負けそうになり、一度母と水天宮へ行きました。 昨年の十月に思いを抱いてこの場所に立っていたことを思い出し、心を入れ替え勉強した日々でした。三つの国家試験へ挑戦するプレッシャーで、ただただ・・・不安でした。でも悔いのない一年にしたいと必死に勉強しました。これも「水天宮でいただいた大切なお金を絶対に無駄にしたくない。お守りが必ず私をも待って下さる。」と思い続けたから結果を出せたのだと思うのです。
ご飯がノドを通らなくなったり、全身にアレルギーが出て寝込んだり、昨年末から二月までは、本当にいろんなことが起こりました。でも、水天宮の力、自分の力を信じて生きることが出来たのです。 本当に幸せでした。
今、私は助産師として、「人間味のある感動と愛のある」お産を胸に毎日頑張っています。 ”信念と行動”は人を呼びよせるものですね、私は幸せなことに自分の熱い思いに共感し、一緒に病院を作っていこうとしてくれる素敵な医師と出会い、スタッフと毎日語り合いながら仕事をしています。最近は二ヶ月に一度くらいしかそちらへ行けないでおりますが、本当はもっとたくさん参りたい気持ちでおります。
私がずっと水天宮さまの力を頼りにして生きて幸せをいただけたこと、私が出会ったすべての人へ知ってほしい。私を幸せにして下さった恩を忘れず、私がみなさんの幸せをお祈りしていきたい。 私は今でも不安や緊張すると、いつも手を合わせて頼ってしまいますが、これからもどうか私の心の中で私を支えてください。私は出会ったすべての方々が幸せになるよう、心の中でずっと祈って生きてゆきます。そして、素晴らしい命の誕生に私の全精神を込めて助産師としてのすべてを出し切るよう、これからも努力を惜しまずに勉強していきます。 水天宮さまに恥じない生き方をしてゆきます。 どうかこれからも私を見ていてください。 全ての出会いに感謝しています。
クララクリニック助産師 熊本裕子

玉木 千香子さん

聖路加看護大学大学院 看護学研究科
ウイメンズヘルス・助産学専攻 上級実践コース 修了生
平成23年3月修了

突然本状を差し上げる失礼をお許し下さい。
聖路加看護大学大学院看護学研究科助産学専攻の玉木千香子と申します。
私事ではございますが、この3月に修了過程をおさめ、無事終了することができました。また、助産師国家試験にも合格したことをご報告いたします。
こうしてつつがなく希望の学業を修め、助産師免許を取得することが出来たのも、有馬育英会様のご支援のお陰と私は勿論、家族一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
修了後新たな人生の一歩を踏み出しますが、こうして支えてくださった皆様への御恩と感謝を忘れずに、有馬奨学金を受けたものとして恥ずかしくないよう、より一層精進してまいりたいと思います。
皆様におかれましては、益々のご発展をお祈りしつつ、御礼まで。
平成23年4月3日

聖路加看護大学大学院 看護学研究科
ウイメンズヘルス・助産学専攻 上級実践コース 修了生
玉木千香子

上田 直子さん

聖路加看護大学院修士課程修了生

拝啓
日増しに暖かく春色のなごやかな季節、お礼を申し上げたく筆をとりました。
私は2010年度貴財団から奨学金をいただきました聖路加看護大学大学院博士前期(修士)課程ウイメンズヘルス・助産学専攻の上田直子と申します。
この三月、修士課程を無事終了し、本日、助産師国家試験の合格を確認することが出来ました。こうして学業を修め、晴れて国家試験に合格できたのは、貴財団からのご支援のお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。
四月から新たな人生の一歩を踏み出します。私を支えてくださった皆様への御恩と感謝を忘れず、有馬育英会奨学金を受けたものとして恥ずかしくないよう、より一層精進してまいります。平時だけでなく此度の震災のような緊急時にも、母児の健康を支え、彼らと共に歩む一人となれるよう、さらに研鑽していく所存です。
敬具

平成二十三年三月二十五日
聖路加看護大学院修士課程修了生 上田直子

原 希子さん

埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科
平成22年3月卒業

梅雨の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。この度は、平成21年度「助産師育成支援制度」助成金授与の認定をいただき、誠にありがとうございました。
授与式当日はすでに、国家試験受験資格の要件である10例の分娩を取り上げさせていただいた後でしたが、厳かな授与式に出席させていただき、また志を共にする他の出席者の方々とお話できたことで、改めて気持ちを引き締めると同時に、入学前からの夢であった助産師を目指すことができて本当によかった、と強く感じたことを思い出します。
おかげさまで、去る2月に行われました第93回助産師国家試験、第96回保健師国家試験、第99回看護師国家試験にも合格し、晴れて4月より助産師として、杏林大学医学部付属病院にて社会人生活を始めることができました。

配属はNICU/GCUとなり、現在はNICUにて医療的介入の必要な早産児をはじめとする新生児のケアを学んでいるところです。入職にあたり、第一希望は産科/MF-ICUであり、助産軒数が全国一多く、院内助産所も有する当院で「その人らしいお産」のための援助を学ばせていただけることを楽しみにしておりました。そのため、配属を告げられた当初は正直戸惑いが大きく、不安でいっぱいでした。またNICU/GCUという、学生時代にわずかしか学んでこなかった新生児救急医療の領域で、正常分娩に携わる助産師としてどのような役割が求められるのか、自分が助産師になった意味をどのような場面で見出すことができるのか、手探り状態で新生児と、自分自身と向き合ってきました。

現在、入職して3ケ月が経とうとしておりますが、受け持ち人数が増え、面会にいらっしゃるご両親や祖父母の対応をさせていただく場面も少しずつ増えてきました。まだまだ先輩看護師さんに助けていただくことばかりですが、面会時の対応を褒めていただく場面も出てきました。授乳や沐浴指導はもちろん、さりげなくお母さんの体調を気遣ったり、児への思いを傾聴するよう心がけていることが、ようやく少しずつ良い方向に結びついてきたようで、助産師関連科目で勉強してきたことがやっと活かせる場面を得られたことで、自分自身の気持ちが随分と変わってきたように思います。

助産師である当院周産期センターの看護師長から、面談の際、「看護師と助産師は対象の捉え方が違う、と看護部長(同じく助産師)をはじめ、いろいろな人が言っている。看護師は『児がケアの中心であり、家族は児に付随するもの』として捉えることが多いが、助産師は『児と母親・家族を1つの単位・ケアの対象』として捉えることが多い。つまり、妊娠中から産後の経過(身体的・精神的変化)まで把握している助産師が、一般的な産後の身体的・精神的変化に加え、わが子が予期せぬ入院・治療対象となりさらに不安でいっぱいの母親に関わる意味は大きい」という話を聞きました。1つの“周産期センター”といえどもフロアが分断され、面会時間も限られているNICU/GCUに、出生後ともに過ごす間もなくすぐに入院してしまったわが子を、面会時の母親・家族はどんな思いで見つめているのか。どれだけ想像しても足りないと思いますが、退院後も見通しながら、限られた面会時間の中で少しでも不安を軽減し、親子の愛着形成をお手伝いできるようなスタッフに、また新生児についてもっと勉強して、いつかまたお産や産前産後の育児期に携わることができるようになった時に、目の前の児を-しっかりと見て、“そのお母さんと赤ちゃん”のサポートができるような助産師になっていきたいと思っています。

一人前の助産師になれるまで、まだまだ道のりは長いと思いますが、どうぞこれからもよろしくお願い致します。

平成22年6月末日
原 由希子
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科平成22年3月卒業
就職先:学校法人杏林学園 杏林大学医学部付属病院
所属:MCU/GCU所属(助産師)

永山 浩子さん

私は、自らの出産体験、とくに助産院での出産の感動が忘れられず、35歳の時に助産師になりたいと看護学校を受験し、ゼロから学びはじめました。
看護師の資格を取得後すぐに助産師学校で学び、1年間という短い期間の中での濃厚な学習や厳しい実習を乗り越え、助産師国家試験に臨みました。
私は、助産師育成支援制度の授与を受け、安産を願うたくさんのご両親達の願いが込められたお金である助成金を戴き、それを戴いて助産師になるのだという感謝を忘れてはいけないと思いました。
また、長い道のりを乗り越えここまできたという思いがありましたので、合格できた時には「あきらめなければ努力は報われるのだ)」ととても感動しました。そして、導かれるようにこの道に進んでこられたことは、何か運命的なものを感じるものでもありました。

現在、私は千葉県市原市にある瑞生助産院で助産師として働いています。
私が助産師になりたいと思うきっかけとなった助産師のもとで働けることはこのうえない幸せと感じる日々です。
助産院では毎日ひとりひとりの母親と丁寧に接し、向き合い、ひとりひとりを大切にしながらかかわっていくことができますム病院のように勤務時間はシフトが組まれたものではないので、お産となれば夜中でも早朝でも呼び出しがありますが、学生の時にように対象者に寄り添った看護、助産を実践することができます。
また、助産院の利点として挙げられるのは、母乳育児支援にあると思います。
日々助産院を訪れる母子と接し、身近に乳房ケアを学ぶことができるのは助産院ならではと実感しています。
なによりも出産後母親の大きな悩みの原因となるのは母乳育児であり、そのケアができるというのは、まさに母親や赤ちゃんに寄り添った看護であり、私が目指す助産師であると思うからです。
助産師の仕事というのは幅が広く、奥の深いものであると実感する日々です。ただ助産師になるという目標を掲げて勉強してきましたが、資格を取ってからが本当の勉強であり、自分でどのような助産師になりたいのかを常に自分に問いかけながら、それに必要な勉強を選択し、食欲に学びとっていくものなのだと知りました。
私は助産師育成支援制度の授与を受けたことで、多くのご両親達の願いを身近に感じながら、助産師への道を一歩一歩進んでいくことができるのだと思います。子どもが無事に産まれること、元気に育っていくことを願うご両親の気持ちを大切に、誠実に向き合うことが基本なのだということを、この制度は教えてくれました。
これからもこの制度が継続され、新しく生まれる助産師達の心の支えと理念のひとつとなっていくことを願っています。
そして、このような制度を設けてくださったこと、私に与えてくださったことに感謝するとともに、それに恥ずかしくない助産師になれるよう頑張っていきたいと思います。

永山浩子